2017年 04月 10日
琵琶法師「片山旭星」春の公演の御案内・・・
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桜の季節を迎える頃となりました・・・
人にとって一年の節目を感じることは、それぞれ違いがあろうと思います。
正月はもちろんのこと、1月17日、節分、誕生日、3月11日、野球の開幕など。
私にとって、桜はその一つです・・・
桜が咲く頃が来たというのを感じるようになったのは、おそらく学生時代に読んだ坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」からという気はしますが、その頃は、桜が咲いたということだけを見ていて、季節の流れの中で感じることはなかったのではないかと思います。
この年になって、桜の季節を迎えることにいろいろな想いが浮かび、また、あと何回この季節を迎えることができるかなどとも、時々考えるようにもなりました。
年をとるというのは、楽しいことです。
私は、人が桜を見上げ、空を見るこの季節が好きです・・・・
人前で演奏したことの無い曲とか、稽古してみたくなった曲を聴いていただこうと思って始めたこの演奏会も、丸三年が過ぎました。今回から四年目に入ります。
いままでお付き合いいただいた方々に心から感謝するとともに、今後ともお付き合いいただくことを願っております。
4月23日の春の公演は・・・
長篠の合戦を前に、武田方に取り囲まれ孤立した長篠城から、伝令として城を抜け出し、岡崎城にいる徳川家康に危急を伝えた鳥居強右衛門勝商(とりいすねえもんかつあき)を題材にした「長篠の露」。
平家物語の中から、梶原景時が進言した逆櫓の計を退け、阿波勝浦に上陸した義経軍を記した勝浦合戦、大坂越え、そして平泉以降義経に従った佐藤嗣信の最期の様子を語った「屋島」を演奏いたします。
春本番を迎えた京都、
お暇がありましたら、どうぞお付き合いください。お待ち致しております・・・
「桜咲いて 今宵一杯 酒の友」
片山旭星
【片山旭星さんのプロフィール】 ・・・・・・・・
1955年愛媛県生まれ。1977年より筑前琵琶を人間国宝山崎旭率、山下旭瑞、菅旭香に師事。'88~ '89年、新内を人間国宝岡本文弥に師事。'90~'96年、肥後座頭琵琶を、最後の琵琶法師と言われた山鹿良之に師事。その旋律、奏法を次代に伝える数少ない琵琶奏者として、玉川教海の名前で活動している。また、古典のみならず、現代邦楽、民族音楽などジャンルに囚われない演奏やジャズ、ダンサーとのセッションライプ。演劇、舞踏の音楽制作、作由など、幅広い活動を通して、琵琶が持つ独特の音色を生かして新たな可能性を追求している。テープアルバム「SAYACII」「SELEblE」をリリースの他、`94年に和楽器とかたりのCD「いにしえ」、`95年コンピレーションアルバム「寿(ことぷき)」に参加。'00年、ソプラノサックス奏者山本公成氏とのCD「Symbiosis(共生)」をリリース。'09より上田秋成の『雨月物語』などを琵琶曲にして顕彰している。現在学習院大学非常勤講師 ・・・・・・・・
【OMORO事務局】最新のニュースやご連絡はこちらから・・・
▶ E-mail:osakaomoro@yahoo.co.jp
さてオモロのブログでは、皆様方のOMOROい情報を募集しております。
また「カテゴリ」覧の「OMOROとメンバー表」ではメンバーの方々をご紹介しています。
最新の情報はもとより、変更や間違いがあれば事務局まで、お知らせください。
Copyright © Established in Dec.15.1987 OMORO All Rights Reserved.
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正月はもちろんのこと、1月17日、節分、誕生日、3月11日、野球の開幕など。
私にとって、桜はその一つです・・・
桜が咲く頃が来たというのを感じるようになったのは、おそらく学生時代に読んだ坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」からという気はしますが、その頃は、桜が咲いたということだけを見ていて、季節の流れの中で感じることはなかったのではないかと思います。
この年になって、桜の季節を迎えることにいろいろな想いが浮かび、また、あと何回この季節を迎えることができるかなどとも、時々考えるようにもなりました。
年をとるというのは、楽しいことです。
私は、人が桜を見上げ、空を見るこの季節が好きです・・・・
人前で演奏したことの無い曲とか、稽古してみたくなった曲を聴いていただこうと思って始めたこの演奏会も、丸三年が過ぎました。今回から四年目に入ります。
いままでお付き合いいただいた方々に心から感謝するとともに、今後ともお付き合いいただくことを願っております。
4月23日の春の公演は・・・
長篠の合戦を前に、武田方に取り囲まれ孤立した長篠城から、伝令として城を抜け出し、岡崎城にいる徳川家康に危急を伝えた鳥居強右衛門勝商(とりいすねえもんかつあき)を題材にした「長篠の露」。
平家物語の中から、梶原景時が進言した逆櫓の計を退け、阿波勝浦に上陸した義経軍を記した勝浦合戦、大坂越え、そして平泉以降義経に従った佐藤嗣信の最期の様子を語った「屋島」を演奏いたします。
春本番を迎えた京都、
お暇がありましたら、どうぞお付き合いください。お待ち致しております・・・
「桜咲いて 今宵一杯 酒の友」
片山旭星
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1955年愛媛県生まれ。1977年より筑前琵琶を人間国宝山崎旭率、山下旭瑞、菅旭香に師事。'88~ '89年、新内を人間国宝岡本文弥に師事。'90~'96年、肥後座頭琵琶を、最後の琵琶法師と言われた山鹿良之に師事。その旋律、奏法を次代に伝える数少ない琵琶奏者として、玉川教海の名前で活動している。また、古典のみならず、現代邦楽、民族音楽などジャンルに囚われない演奏やジャズ、ダンサーとのセッションライプ。演劇、舞踏の音楽制作、作由など、幅広い活動を通して、琵琶が持つ独特の音色を生かして新たな可能性を追求している。テープアルバム「SAYACII」「SELEblE」をリリースの他、`94年に和楽器とかたりのCD「いにしえ」、`95年コンピレーションアルバム「寿(ことぷき)」に参加。'00年、ソプラノサックス奏者山本公成氏とのCD「Symbiosis(共生)」をリリース。'09より上田秋成の『雨月物語』などを琵琶曲にして顕彰している。現在学習院大学非常勤講師 ・・・・・・・・
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by omoro-15
| 2017-04-10 09:19